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ラウンド日記#12: ヌーヴェルゴルフ倶楽部

2016年最後のラウンドは千葉のヌーヴェルゴルフ倶楽部。

現在は佐川急便の持株会社であるSGホールディングスグループの傘下にあるゴルフ場だ。1975年から京都の開発会社が開場準備を進めていたところ佐川に2001年3月に譲渡、その後2001年9月にオープンしたそう。

会員制ではないゴルフ場ながら、その水準に近いクオリティを持つゴルフ場の一つではないだろうか。

料金 ★★★☆☆
季節によって変動はあるものの、クオリティ対比での料金は悪くないと思う。ちなみにNメイトカードという割引会員制度が導入されており、カード発行手数料が2,160円。1回当たりの価格が最大500円程違うようだが、同じ価格設定の日もあり、それなりに通わないと元は取れない。

コース設計・戦略性 ★★★☆☆
レギュラーティーで6,153ヤード。全体的な距離は短いながら面白い設計、綺麗なホールも多い。男性としてはもう少し長めのパー4があるほうが面白いと思うが、接待等も対象とするとこのような設計になるんだろうか。

コースメンテナンス ★★★★☆
グリーンは速め。綺麗にメンテナンスされている。印象的だったのはラフが少し深いことだろうか。この季節のラフは簡単なコースだと刈り込み+芝の枯れで簡単である印象であるが、ボールが丸ごと埋まってしまうような場所も多く、意外と苦戦した。

クラブハウス等設備 ★★★★☆
クラブハウスはかなり綺麗。ビジターの立場からすると会員制ではないのでロッカーも分かれておらず、施設を全て満喫することが可能。練習場が道を挟んだところにあり、遠いのでその分は減点。

食事 ★★★★☆
かなり力を入れているのではないだろうか。そしてボリュームが凄い。味もOK。

スタッフ ★★★★☆
気取ることなく皆気さくでいい印象。ラウンド後の練習時にクラブを見て気が付いたが、かなり綺麗にクラブが拭き取られていた様子で感心。

アクセス ★★★★☆
東京都心から1時間ちょっとで到着。朝の渋滞リスクも少ないし、帰りも遅くならなければ大きな渋滞に巻き込まれない。これはかない高評価。

7項目の平均は3.7点。今まで行ったゴルフ場の中ではかなり評価が高い。

スコアはダメ。かなりの強風の中INスタートであったが途中からだんだん集中力が切れてきてしまった。

課題は以下だろうか。
■3パットが多すぎる。
■ドライバーを振るとオーバーしてしまうようなコースのティーショット。3番や5番でもっとうまくティーショットを打てるように。
■ラフからうまく出せずにダフッてしまうこと多数。クラブ選択の問題もあり?

良かった点としては、
■ドライバーがある程度安定し、OBがゼロだったこと。どうやらドライバーは所謂「振り遅れ」があったようで、少しゆっくり、しなりを感じるような形で振ると真っすぐ飛びやすいことにようやく気付く。
■ロングホールで5番ウッドや7番ウッドを2打目にうまく活用できるようになってきた。飛距離はそれなりに出るほうなので、これをうまく使えばロングホールでの2オンも狙えるはず。今回はINコースの16番、176ヤードのパー3において、7番ウッドでピン側に1オンに成功。これが最高に気持ちよかった。

2017年の7月でゴルフデビューから1年。それまでに90切りは達成したい。

ラウンド日記#10: ベルセルバカントリークラブ市原コース(桜コース・楓コース)

第10回目となるラウンドは千葉のベルセルバカントリークラブ市原コース。

このゴルフ場は経営者が転々とし、過去に問題もいろいろあったようだ。

過去の変遷としては以下の模様。

1972年 サンエー観光・飛郷CC
1978年 日本国土計画
1982年 アイチ・武道CC
1983年 三洋石油
1983年 八大コーポレーション(旧八大産業)・八房CC
1992年 八大コーポレーションが負債1,140億円を抱えて倒産
1993年 (新)八房GCとして再スタート。

こうした歴史の推移には以下のような背景があったよう。

株の仕手筋として知られ、イトマン事件など経済事件でも何度か名前が上がり、ゴルフ場の買収にも積極的だった森下安道総帥率いるアイチ(平成8年に特別清算)。

「元祖地上げ屋と称される人物」(某経済紙記者)とされる故川口勝弘総帥率いる八大コーポレーションと、このゴルフ場に関して登場するのは、今は懐かしいバブル紳士たち。それは同時にこのゴルフ場が、錬金術の道具として翻弄された歴史でもあった。

実際に昭和57年、58年には転売が相次ぎ、会員は翻弄されることになる。相次ぐ経営交代により、会員数は6000人に。さらに八大傘下となった際には、正会員に対し求められた350万円の追徴金で紛糾。皮肉にもこれにより会員数を制限することにもなった。

さらに八大から経営交代し、八房GCに名称を変更した折にもコース改修を名目に800万円で新規募集を行い、また実現こそしなかったが1億5000万円でのロイヤル会員募集には、さすがに業界からも冷たい視線が浴びせられたものだ。

(出所:ゴルフダイジェスト社)

そして2004年には八房GCが競売によりタクエーに経営権が移るものの、前経営者が占有し受け渡しがされなかったことから、2005年に強制執行され、一時的に経営停止状態に。その後同年、タクエーカントリークラブとして再オープン。

その後2013年に経営者が大和地所に変更。2014年に現在の名称に変更となったようだ。

日本のゴルフ場の歴史はバブルとその崩壊の歴史そのもののようなものなので面白い。

桜コースと楓コースをまわった感想。

価格 ★★★☆☆
全体的な満足度はかなり高く、決して安い水準ではないがコストパフォーマンスは高いと思う。一緒にまわったメンバーも同様の感想。

コース設計・戦略性 ★★★★☆
丘陵を上手く活かし、ウォーターハザードも多数存在。非常に綺麗なコースで、いやらしく感じるような設計もなく楽しめた。フェアウェイが広めなこともあり、やや優しめか。

コースメンテナンス ★★★★☆
フェアウェイのメンテナンスはいい状態。グリーンについても綺麗で問題なし。

クラブハウス等設備 ★★★★☆
バブル崩壊後頃に建てられたクラブハウスのようだが、きれいに手入れがされている。設備も今の時代から考えると豪華。利用はされてなさそうだったものの、ビリヤード台まであり時代を感じさせられる。

食事 ★★★☆☆
牛肉の醤油煮込み、1,600円。

味はまぁまぁよかったものの、食事の種類がやや少ない印象。

スタッフ ★★★☆☆
全般を通じて丁寧な接客だったと思う。但し帰りの会計時にフロントスタッフが1名しかおらず5名以上が並んでいた。いつもそのような状況なんだろうか。会計スタッフはそれに気づいているはずだがヘルプを求める姿勢もなし。

アクセス ★★★☆☆
東京都心からだと1時間15分くらいか。ただ帰りは早めに出ないとアクアラインが渋滞。帰りはアクアラインが混んでいたので館山自動車道の市原ICから高速へ。これが間違いだった。このインターまでの距離が遠すぎる。市原市ってめちゃくちゃ広いのね。。それにまだ明るい時間帯からコンビニには100名くらい暴〇族が。こんな光景久しく見ていなかったが、市原市では一般的なことなんだろうか。

7項目の平均は3.4点。

結果としては2回連続のベストスコア更新。コースが優しめだったこともあるんだろう。OUTが桜コース、INが楓コース。

最初の2ホールで大きく崩して諦めかけたが、慎重にねばったところ後半にかけて改善。パット数39のパーオン率が33%。パーオン率に比してパット数が多すぎる気がする。

今回良かった点としては新しく導入した7番ウッドがうまくいったこと。3回ほど利用したがどれもイメージ通りに振れ、180ヤード超くらいの位置にあるグリーンに乗せることにも使えた。これは狙い通り。

改善点はやはりドライバーか。アイアンはある程度自信を持って振れる中、1発目で左右に飛ばしてしまうとどうしてもそこで1打損をしてしまう。久しぶりにレッスンに行くかも検討中。

次回はなんとか90切りを目指したいところ。。。

ラウンド日記#9: CPGカントリークラブ

第9回目となるラウンドは千葉のCPGカントリークラブ。1961年に開場したパブリックのゴルフ場だ。丸文株式会社の社長を務めた堀越善雄氏が出資してできたゴルフコースのようだ。現在も当ゴルフ場がこの丸文株式会社の株主になっている等深い関連があるようで、このオーナー一族が継続して経営をしているのだろう。開業から55年も継続して同一と思われるオーナーが経営をしてきたかなりめずらしいコースではないだろうか。

価格 ★★★☆☆
12月の週末価格で20,000円程度。コースの内容はなかなか満足度は高かったが、クラブハウス等は極めて簡素的なものであり、全体を考えると妥当かやや高いレベルか。駐車場には高級車も多く、パブリックのコースとして多くのゴルファー層を取り込めているのだろう。

コース設計・戦略性 ★★★☆☆
結果的に良いスコアがでたこともあり少し甘めではあるが、なかなか面白いコース設計だと思う。起伏をうまく活かしており、各ホールに特徴があって飽きない。ただコース内には実質的に池が存在しておらず、そこは少しつまらないところでもあった。

コースメンテナンス ★★★☆☆
フェアウェイのメンテナンスは結構いい状態。グリーンについては半分くらいのホールで砂がまかれていて、これについては鬱陶しかった。

こちらは9番ホール。

クラブハウス等設備 ★★☆☆☆
パブリックコースなので初めから期待はしていなかったので、これくらいの評価。

食事 ★★☆☆☆
普通。

スタッフ ★★★★☆
全般を通じて丁寧な接客だったと思う。完全パブリックでありながら、クラブハウス前で丁寧に出迎えてくれる等の気遣いもGood。

アクセス ★★★☆☆
東京都心からだと1時間15分くらいか。アクアラインを使わなくてもこれくらいの時間でいける。

7項目の平均は2.9点。

結果はOUT46、IN49、の95。初デビューから半年弱でようやく100切りを達成。週末しかゴルフの練習ができない状況を考えればそこまで悪くない成長ペースなんだろうか。次の目標としては来年前半で90切りを目指したい。

今回のラウンドで感じた課題の一つが180ヤード程度をどのように打つか。ウッドについては3番と5番を入れているものの、5番ウッドで打った場合には200ヤード程度飛んでしまうという感覚がやっと分かった。今回はロングホールの2打目で残り180ヤードくらいから5番で打ってグリーンオーバー。一方で3番や4番のアイアンをもっているが、少しでもライが悪いとうまく打てる自信が持てない。そこで7番ウッドを導入してみることにした。まずは練習場でトライ。