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ゴルフ練習場レビュー#8: 川崎ゴルフセンター

【アクセス】★★★☆☆
首都高大師出口から5分超。東京都心からであれば高速を使って25分といったところだろうか。都心の大型練習場と比較するのであれば、この広さはロッテ葛西よりも近いところはないかもしれない。

【規模】★★★★☆
公称230ヤード。Googleマップを用いた実測としては153メートル、167ヤードといったところ。実際の肌感覚としてはもう少し広いような気もするが・・・。

【ボール】★★☆☆☆

比較的新しいが、これは恐らく最も距離が出ないタイプのダンロップの黒ロゴ練習場ボール。15%程飛距離が落ちるという話もあるが、そうだとすると上記の飛距離表示と平仄がとれない。練習場ボールにすること自体は仕方がない話だが、そのボールがコースボールからどれくらい飛距離が落ちるとされているのか、その為に練習場の飛距離表示をどれくらい変更表示しているのかをしっかり書いてもらえないものだろうか。

【レンジ】★★☆☆☆

オートティーアップの打席と一打一打プッシュしてボールを出す打席がある。以下の打席は後者。ボールはプリペイドカードを挿して自分で取ってくる方式。
この練習場のダメなところは喫煙・禁煙が分離されておらず、かなり高い比率で喫煙者がいること。今までに2回訪問してみたが、両回とも、左右両方が喫煙者でかなり煙に巻き込まれることに。まぁ場所がら仕方ないか・・・と思って諦める。

 

もう一つ慣れが必要なのがこれ。打席がかなり斜めになっているのだ。とはいっても、実はこれは正面のネットに対してはほぼ平行。つまりこのグレーの部分が正面のネットと平行になっていないのだ。慣れるまでかなり気持ちが悪い状態。最初はよくわからずに、このグレー部分に垂直になるように打ち込んでいたがどうも球が左に飛んでいくと思ったらそのようなカラクリがあった。

更にもう一つメモをしておくと、この練習場の打席は総じて南西向き。よって夕方の練習はかなり眩しい。庇も短いので夕方の練習にはサングラスを持って行ったほうが無難。

【料金】★★★★☆

入場料600円+週末で1球当たり14円程度。凄く安いというわけではないが都心に近い場所、この広さでこの料金であれば悪くないと思う。

個人的には改善点もいろいろ感じるが、料金や広さを考えると魅力的な練習場の一つ。今後通うことになるかもしれない。芝生部分も多くアプローチの練習もできる。

ちなみに練習場は工場地帯のど真ん中。

ラウンド日記#11: 東京バーディクラブ

第11回目となるラウンドは青梅の東京バーディクラブ。

1976年にフジタ(60%)とトーメン(40%)の共同出資によって設立された当ゴルフ場。法人会員を中心として主として接待向けに利用されてきたコース。2004年にユニマットグループに経営権が譲渡されている。

足元では個人向けにも750万円で正会員の募集がされている。
これだけの価格で募集が可能なゴルフ場はかなり限定的になってきていることを考えると、高級コースといってもよいのだろう。

以下は感想。

価格 ★★☆☆☆
ビジター料金での訪問であるものの、満足度と比較してもやや高い。当ゴルフ場はホームページも非常に綺麗に用意されており、期待値が高まっていたこともあり、想定を超える満足度を得られることは特段なかった。

コース設計・戦略性 ★★★☆☆
丘陵を上手く活かしているものの、接待向けということもあってかいやらしい難しさを感じるホールは殆どなかった。比較的距離のあるホールも多かったので、飛距離が出る男性にとってはやりがいのあるコースではないだろうか。

コースメンテナンス ★★★★☆
全体的に綺麗にメンテナンスされている。グリーンも綺麗。フェアウェイのディボット跡も綺麗にメンテナンスされている。

クラブハウス等設備 ★★★★☆
綺麗に手入れがされている。全体的なスペースはやや窮屈というか、クラブハウスは少し小さめ。浴室も少し狭めな印象。

食事 ★★★☆☆
味はまぁまぁよかったものの、クオリティを考慮するとやや高め。

スタッフ ★★★☆☆
全般を通じて丁寧な接客だったと思う。会員ではないので、その当たりの対応は人によって大きく異なるのではないだろうか。

アクセス ★★☆☆☆
東京都心からだと渋滞しなければ1時間15分くらいか。但し帰りは中央道の渋滞に巻き込まれる可能性大。東京の中でも北東方面に住んでいる人であればなかなかアクセスはよいとは思うが・・・。

7項目の平均は3.0点。

スコアはまずまずといったところ。

ラウンド日記#10: ベルセルバカントリークラブ市原コース(桜コース・楓コース)

第10回目となるラウンドは千葉のベルセルバカントリークラブ市原コース。

このゴルフ場は経営者が転々とし、過去に問題もいろいろあったようだ。

過去の変遷としては以下の模様。

1972年 サンエー観光・飛郷CC
1978年 日本国土計画
1982年 アイチ・武道CC
1983年 三洋石油
1983年 八大コーポレーション(旧八大産業)・八房CC
1992年 八大コーポレーションが負債1,140億円を抱えて倒産
1993年 (新)八房GCとして再スタート。

こうした歴史の推移には以下のような背景があったよう。

株の仕手筋として知られ、イトマン事件など経済事件でも何度か名前が上がり、ゴルフ場の買収にも積極的だった森下安道総帥率いるアイチ(平成8年に特別清算)。

「元祖地上げ屋と称される人物」(某経済紙記者)とされる故川口勝弘総帥率いる八大コーポレーションと、このゴルフ場に関して登場するのは、今は懐かしいバブル紳士たち。それは同時にこのゴルフ場が、錬金術の道具として翻弄された歴史でもあった。

実際に昭和57年、58年には転売が相次ぎ、会員は翻弄されることになる。相次ぐ経営交代により、会員数は6000人に。さらに八大傘下となった際には、正会員に対し求められた350万円の追徴金で紛糾。皮肉にもこれにより会員数を制限することにもなった。

さらに八大から経営交代し、八房GCに名称を変更した折にもコース改修を名目に800万円で新規募集を行い、また実現こそしなかったが1億5000万円でのロイヤル会員募集には、さすがに業界からも冷たい視線が浴びせられたものだ。

(出所:ゴルフダイジェスト社)

そして2004年には八房GCが競売によりタクエーに経営権が移るものの、前経営者が占有し受け渡しがされなかったことから、2005年に強制執行され、一時的に経営停止状態に。その後同年、タクエーカントリークラブとして再オープン。

その後2013年に経営者が大和地所に変更。2014年に現在の名称に変更となったようだ。

日本のゴルフ場の歴史はバブルとその崩壊の歴史そのもののようなものなので面白い。

桜コースと楓コースをまわった感想。

価格 ★★★☆☆
全体的な満足度はかなり高く、決して安い水準ではないがコストパフォーマンスは高いと思う。一緒にまわったメンバーも同様の感想。

コース設計・戦略性 ★★★★☆
丘陵を上手く活かし、ウォーターハザードも多数存在。非常に綺麗なコースで、いやらしく感じるような設計もなく楽しめた。フェアウェイが広めなこともあり、やや優しめか。

コースメンテナンス ★★★★☆
フェアウェイのメンテナンスはいい状態。グリーンについても綺麗で問題なし。

クラブハウス等設備 ★★★★☆
バブル崩壊後頃に建てられたクラブハウスのようだが、きれいに手入れがされている。設備も今の時代から考えると豪華。利用はされてなさそうだったものの、ビリヤード台まであり時代を感じさせられる。

食事 ★★★☆☆
牛肉の醤油煮込み、1,600円。

味はまぁまぁよかったものの、食事の種類がやや少ない印象。

スタッフ ★★★☆☆
全般を通じて丁寧な接客だったと思う。但し帰りの会計時にフロントスタッフが1名しかおらず5名以上が並んでいた。いつもそのような状況なんだろうか。会計スタッフはそれに気づいているはずだがヘルプを求める姿勢もなし。

アクセス ★★★☆☆
東京都心からだと1時間15分くらいか。ただ帰りは早めに出ないとアクアラインが渋滞。帰りはアクアラインが混んでいたので館山自動車道の市原ICから高速へ。これが間違いだった。このインターまでの距離が遠すぎる。市原市ってめちゃくちゃ広いのね。。それにまだ明るい時間帯からコンビニには100名くらい暴〇族が。こんな光景久しく見ていなかったが、市原市では一般的なことなんだろうか。

7項目の平均は3.4点。

結果としては2回連続のベストスコア更新。コースが優しめだったこともあるんだろう。OUTが桜コース、INが楓コース。

最初の2ホールで大きく崩して諦めかけたが、慎重にねばったところ後半にかけて改善。パット数39のパーオン率が33%。パーオン率に比してパット数が多すぎる気がする。

今回良かった点としては新しく導入した7番ウッドがうまくいったこと。3回ほど利用したがどれもイメージ通りに振れ、180ヤード超くらいの位置にあるグリーンに乗せることにも使えた。これは狙い通り。

改善点はやはりドライバーか。アイアンはある程度自信を持って振れる中、1発目で左右に飛ばしてしまうとどうしてもそこで1打損をしてしまう。久しぶりにレッスンに行くかも検討中。

次回はなんとか90切りを目指したいところ。。。